エステサロンを運営するにあたって、どんな風にお客様にお支払いいただこう…というお悩みはありませんか?
サロン側としては現金がありがたいと思いますし、お客様にとっても覚悟を持って通っていただくという意味でも現金一括を貫くのも関係づくりには良いと思います。
ただ、これからはキャッシュレスの時代。
人脈なくゼロからスタートするサロンであれば、お客様に合わせた決済方法を持っておかなくてはリピーターを逃す可能性が高いです。
今回は現金以外の決済方法にどんなものがあるのか、エステサロンでも導入できるものを探してみました。
クレジットカード
定番の決済方法です。この10~20年ほどでクレジットカードはかなり浸透し、大きな買い物をする時だけでなく日常的にカードを使用する人がかなり増えました。
初回来店でコース契約をしたいとなっても現金を持っていない方が多いですし、お財布に一枚はクレジットカードを入れているという方はかなり多いです。
一時期はエステサロンと契約してくれるカード会社がかなり少なかったり、カード会社の倒産によってサロンに売り上げが支払われないという事件もありましたが今は楽天など大手で契約できるカード会社が増えたので心強いですね。カード会社に支払う手数料も見た中で検討しましょう。
PayPay
100億円あげちゃうキャンペーンが記憶に新しいPayPay(ペイペイ)。ソフトバンクとYahoo!の合弁により誕生したサービスです。
スマートフォンのQRコードスキャンを使って決済ができ、手軽さから導入している人が増えています。
導入のメリットは初期費用が0円で、スマートフォンがあれば手軽に導入できること。決済手数料も2021年9月30日まで無料、入金手数料はジャパンネット銀行の場合は永年、その他銀行の場合は2020年6月30日まで無料と導入側にとってもかなりお得な機関が続きます。
クレジットカードの場合カード端末が必要になるので、購入やリースで固定費がかかりますし、クレジットカードの決済手数料も発生します。PayPayもいずれは決済手数料が発生するようになると思いますが、それまでの期間だけでも試してみる価値はあると思います。
LINEPay
LINEPay(ラインペイ)もPayPayと同様、QRコード決済ができるキャッシュレスのサービスです。
チャージをすることで加盟店の買い物に利用することができますが、PayPayは登録しているクレジットカードから決済することもできるのでチャージのひと手間があります。
専用のQRコードを掲示するだけのタイプやPOSとの連携ができる形式など、様々な契約方式があります。2021年7月31日までは導入費用、決済手数料が無料。
LINEを利用しているお客様は多いので、LINEPayも利用しているというお客様が多ければ導入すると便利だと思います。
まとめ
キャッシュレス決済にはその他にもSuicaをはじめとした交通系や銀行口座の預金から引き落とすデビットカード決済、ApplePayやdマネーなどスマートフォンを発売している会社が運営しているサービスなど様々なものがありますが、その中で個人のエステサロンでも導入しやすく、利用者も多い決済サービスを選びました。
日本はキャッシュレス後進国とも呼ばれ、加盟店数も利用者数もそこまで多くはありませんがこれからキャッシュレスが常態化する可能性が高いです。また、キャッシュレスの場合現金の買い物よりも2割消費額が増えるとも言われています…できるだけ多くの決済方法を持っておくに越したことはありません。
時代の流れを見つつ、お客様にとって便利なサービスを取り入れていきましょう!