お客様としてエステサロンを利用していますか？
自身の美容のためにというのもありますが、普段のサービスを見直すのに、お客様側の目線で他のサロンに行くことはとても大切なことだと思います。
とはいえ自分も商材に譲れない部分があるので特にフェイシャルはなかなか利用しづらい気持ちがあり難しいところなのですが…
それでも、エステやリラクゼーション、美容室に行く機会のある時は取り入れられることはないかなという目線を持ちながら利用するようにしています。
今回はそんな話とはちょっと逸れるのですが、利用者としてまつ毛エクステのサロンに行った時に気になったことを書きたいと思います。
今増えてきている外国人スタッフさんに感じたことです。
今回行ったまつエクサロン
ターミナル駅に行った時、ちょうど時間があったので久しぶりにまつげエクステをつけようと思い、即時予約できるところを探しました。
まつげエクステは気に入っているサロンがあるのですが、予定が合わず今つけたいという気持ちを優先。
幸い近くに行けそうなところがあり、かなり破格ではあったので良かったらラッキーだなという感覚で行くことに。
駅から近く近隣に何店舗かあるようなサロンで、母体が大きそうでした。
そこで担当してもらうことになったのが、外国人のスタッフの方です。
リラクゼーションサロンで外国人スタッフの方に当たった時に思うこと
最近は外国人スタッフの方が美容サロンにいることが多いですよね。
個人的にはあまり気になりません。
言語のやりとりが必要になる物販などの提案は難しいかもしれませんが、以前片言ながら技術がしっかりしていて気配りも感じられる方に担当してもらったことがあり美容やリラクゼーションは国籍を超えて感動を与えられる分野なんだなという気づきがありました。
特にマッサージなどは最低限のやりとり（強弱の好みを伝えるなど）ができれば、経験豊富で上手な方もたくさんいらっしゃいます。
言葉のやりとりが流暢でなくても、人体の仕組みは万国共通なのでセンスや経験に基づく技術職は国籍は関係ないのだなと思います。
マナーの部分など、人によって差があることについては日本人のスタッフさんでも同じなので…
ただ、「難しいかもしれない」分野として今回思ったのがまつげエクステでした。
第一印象とその後の疑問
若くて感じの良い女性で、片言ではありますが必要なことはカウンセリングでしっかり説明いただきました。
ただ、初めの印象こそ「エクステで外国人の方にやってもらうの初めてだなぁ」というくらいでしたが、説明を聞いていくうちにひとつ疑問が浮かびました。
「美容師免許、持ってるのかな…？」
我ながら本当に失礼な疑問が出てしまったのですが、片言の言葉を聴きながら勝手に色々と考えてしまいました。
おそらく日本で育ったわけではない中で、来日して日本語を勉強して国家資格の美容師免許を取得したんだとしたら、それってものすごいことだよな…と。
何店舗も展開しているサロンだけに、きっと美容師免許の確認はした上で採用はしているはず。
そこを疑うのはよくないし、直接聞くのも失礼だよな…と思い聞かないまま施術がはじまり眠りにつきました。
技術はどうだったか
予定されていた1時間ほどで施術は終了し、お会計後はお店のシステムなどの説明は全くなくあっさりとサロンを出ました。
まつげエクステの技術については、若干つける向きの不揃い感がありいつもの完成状態との差は感じましたが、お値段とのバランスでいけば納得できるラインかな…というところでした。
最終的な感想
改めてサロンの説明ページを開いて確認したところ、ページには全スタッフが美容師免許の有資格者ということが書かれていたので、やっぱり日本で美容師免許を取った方なんだな…と担当してくれたスタッフさんへは尊敬の気持ちが芽生えました。
母国語じゃない言語で国家試験を受けるって尋常ではない努力をされているはずです。専用の専門学校があるとも思えません。
技術についてはスタッフページの一番降順に掲載されていたので、単純に新人さんだったんだなと。
今回は経緯を想像して勝手に感動してしまったのでちょっと技術のことはいいや、これからもがんばってほしいな、となっています。
ただ、受付周辺のどこを探してもスタッフさんの美容師免許などを掲示している場所はなく、物販のPOPばかりだったのでせっかくならスタッフさん全員のディプロマを掲示すればいいのになと思いました。
エステサロンだとディプロマ類を掲示しているところをよく見かけますよね。
資格が技術の証とは決して思いませんが、努力の証明として信頼してもらうツールの一つとして活用しないのはもったいないです。
特にまつげエクステはエステと違い免許が必須の仕事なので、安心材料になります。
出生率に始まり日本の人口はどんどん減っていて、外国人留学生の方も増えています。
外国人留学生に限らず、今後も美容の分野に外国人のスタッフさんが増えることや、仲間として一緒に働くことになることも考えられます。
すでに意欲高く活躍している方も確かにいるので、国籍を問わず日本の美容分野で活躍する方が増えるといいなと感じました。
