集客にはもちろん、既存のお客様を飽きさせないようにするためにも新しいメニューは大切ですよね。
でも新しい機械や商材を導入する余裕はないし…というエステティックサロンでも大丈夫。ベーシックなアイテムがあればかなりたくさんのメニューを作ることができます。
エステメニュー作りの前提
例:フェイシャルの場合
クレンジング
↓
バリエーション
(マッサージ、美容液、ピーリングなど)
↓
(パック)
↓
仕上げ
というパターンで作ると思います。このバリエーションの部分が3つあれば、最低5つはメニューを作ることができます。
そしてバリエーションで提供できるメニューにパックの種類が加われば、一気に数十種類、数百種類のメニューを作ることもできちゃいます。
今提供しているメニューから一つの行程を外したり、順番を組み替えたりするだけでも新しいメニューになりますので、まずは今サロンにある商材だけで新メニュー作りをしてみましょう。
脱毛に美肌ケアという限定メニューやオプションを入れてみるのも面白いですよ。
メニュー作成例
季節感のあるメニュー
春ならアレルギー対策や脱毛
夏なら毛穴ケアやダイエット
秋なら紫外線ダメージケアや美白ケア
冬なら乾燥対策やエイジングケア
などなど、四季に合わせたキャンペーンは定番ですね。
肌を見せる時季であればデコルテや二の腕のケア、冬であれば代謝アップをキーワードにするのもありです。
時間帯限定の特別メニュー
・13時~17時の来店限定のお得コース
・〇曜日の午前中限定メニュー
予約の入りにくい時間帯に絞って通常メニューをお得にしたり、通常メニューより短く簡単なコースを作って回転率を上げたりするのもお薦めです。
フェイシャルとボディーなど組み合わせたコースを作ることで、フェイシャルのみで来店している方がボディーにつながったり脱毛をはじめてくださったりすることもあります。
バースデーメニュー
誕生月のお客様限定の特別メニューも作っておきたいところ。DMでもアピールしやすいですね。
1年ごとに内容は見直して、「今年はなにかな?」と思ってもらえる流れをつくりたいところです。
新規限定〇回コース
・フェイシャル2回
・フェイシャル1回&ボディー1回
・店舗の人気メニュー1回ずつ
などなど、即決での契約が取りにくいサロンであれば2回にするのもありです。
初回である程度の話をしておき2回目で契約につなげるというのも今の時代に合っているように思います。1回だけではサロンの良しあしを判断しにくいと思っているお客様も多いです。
施術自体はあまり長すぎず40分~90分以内に留め、カウンセリングを行う位がちょうどいいと思います。施術前後の変化を感じていただきつつ飽きさせないというのが大切です。
おわりに
エステのメニューを増やすためには、どんどん新しいものを入れていかなくてはいけないとは限りません。そしてもちろんメニューが多ければ多いほど良いサロンというわけでもありません。まずは今あるものをどうやって活かせるか?を大切にしてもらいたいです。
必要なものは適宜増やし、費用なものは減らし、お客様のニーズに合ったメニューを開発し続けていっていただきたいなと思います。好評なものは定番メニュー化するのもいいですよ^^