信頼できるエステティシャンになるために重要な要素の1つ、身だしなみ。
フェイシャルをしているエステサロンであればお肌、痩身であれば体型、脱毛サロンであれば毛の処理…視覚がお客様へ与えるイメージは侮れません。
見た目からきちんと信頼感を出していきましょう。
https://esthe-coord.com/esthe-diet/
エステティシャンの服装は?
いくらプライベートサロンでも、私服そのままで接客するのはお薦めしません。
エステティックサロンは清潔感が大切。きちんとサロン着を用意しましょう。
提供している施術内容によってはエプロンでもいいですし、白衣なら私服の上に羽織るだけでOK。
もちろん服に煙草や食べ物のにおいが付くのもNG。見た目に汚れているかどうかだけでなく、においのケアもきちんとしましょう。
https://esthe-coord.com/uniform/
エステティシャンの髪型は?
接客中、施術中に髪をさわらないといけないような髪型はNG。
前髪が落ちてこないように、エステティシャンの雰囲気を出したければ後ろ髪も毛先が出ないようにするのがベター。ある程度髪の長さがあれば夜会巻きをお薦めします。
ポニーテールなどひとつに括る場合も寝癖が残っていないよう、巻いたりブローしたりして毛先の流れを大切にしましょう、
結う時にもただのゴムではなくて飾りがあった方が華やかになりますよ。
エステティシャンのネイルは?
長さは1mm以内(手のひら側から見て爪が出ていない状態)、爪切りで切ったままだと引っ掛かるので爪やすりがおすすめ。
ネイルはアートなしで色は肌に近いピンクやベージュ、施術メニューにネイルがあるサロンでなければ基本はしない方がいいでしょう。ネイルが大好きな方であればメンテナンスがきちんとできると思いますが、爪の先のマニキュアが剥げていたりジェルネイルをして根元の爪が伸び放題になったり、そういった爪でお客様の前に出るのは失礼にあたるので逆にやらない方がいいです。
痩身機器や脱毛機器の操作専門で、お客様のお肌に直接施術を施さないエステティシャンでも清潔感は大切にしたいもの。お客様から見て美しいネイルを維持するか、逆に一切やらないかどちらかにしましょう。
エステティシャンのメイクは?
ナチュラルメイクとすっぴんは別物です。「お肌に自信があるからメイクはしないんです」という話を聞くことがありますが、いくら美しくても働くうえでスッピンはありえません。施術していたらどうせ汗で落ちちゃうし…とか、マスクしているから見えないし…というのもプロ失格です。
アイブロウやアイメイク、リップなど最低限のポイントメイクは施しましょう。また、花粉症が重いなどよほどの理由がない限り施術以外の時はマスクを外して接客するべきです。
おわりに
自分のところの身だしなみが当たり前だと思っていると、他のサロンに行ったときにびっくりすることがあります。素晴らしく整っている場合もあれば、がっかりする位にこだわっていないサロンも…最低限の身だしなみが整えられないエステティシャンに、お客様を綺麗にすることができるでしょうか?ゴッドハンドレベルに素晴らしい技術があれば、お客様も集まるかもしれません。でも、素晴らしい技術があっても実績がない状態だったとしたら、何を基準にエステティシャンを選びますか?やはり見た目の印象は大切です。
身だしなみを整えることは、お客様を歓迎していることの表現にもなります。サロン内の清掃、そしてエステティシャンの清潔感。どちらも大切にしたいですね。
サロンにドレスコードや身だしなみの規定がないようであれば、ぜひチェックリストを作ってみましょう。