エステサロンをオープンしよう!となった時、何からはじめますか?
そして開店日が迫っているのに何の準備もできていない!どうしよう!と焦る方も少なからずいらっしゃるかと思います。
ここでは実際にサロンオープン準備をした経験から、どんなことをしたか、すればよかったかなどを振り返りながらエステティックサロンをオープンするためにやっておきたいことをまとめていきたいと思います。
Contents
プレオープン期間を設ける
絶対的にお薦めなのは、プレオープン期間を設けることです。
どれだけ想像力を働かせて必要なものを準備してもいざお客様が来られると足りないものは出てくるものなので…
「領収証ください」
「脱毛器、痩身機とコンセントまでの距離が足りなかった!」
「釣銭の用意してなかった!」
「ティッシュどこだったっけ…」
「アンケート書いてもらう時のボードとペンがなかった!」
「カルトン(お会計を受け渡しするお皿)忘れてた」
話に聞いて衝撃だったのは大型店ですべての電子機器の電源を入れたらブレーカーが落ちたというパターン。全てのベッドが稼働しているということはお店がかなり混雑してバタバタしている時ですよね。そんな時に不測の事態が起きたら…ゾッとします。
できれば一般のお客様にモニターになっていただき、率直な意見をもらえるといいですがその前段階としてご家族や友人にきてもらい、辛口(可能な限り激辛で)なアドバイスをもらうようにしましょう。全部屋、お手洗いに至るまで眺めるだけではなく椅子がある場所は着席してもらい、お客様の視点から意見をもらうことがポイントです。
名刺、ネームプレートづくり
名刺も忘れがちですが、開店前に準備しておきましょう。
そして個人サロンの場合特に不要と思われがちなのがネームプレート。名前を明かすことは責任にもつながり、信頼関係の構築にも重要です。はじめに名乗ったとしても意外と忘れられてしまったり、ボソボソっと言っただけではよく聞き取れなかったりしますので必ず用意し、お客様にお名前を覚えていただけるようにしましょう。
ブログなとSNSの開設
今の時代、ホームページはもちろんブログやSNSでの発信は必須です。
なぜなら広告を打つよりも遙かに安価で、さらに気になるお店は一度ネットで調べてから行くというお客様が多いからです。
せっかくであればオープン前からきちんと用意をして置き、サロンのこだわりや大切にしていること、自分自身の考え方をしっかり打ち出しておきましょう。オープン前のカウントダウンからはじめておくと、オープン後にはじめるよりも記事数も多くなるのでしっかり更新されているイメージが付きます。
注意したいのは中途半端に更新が滞ったり、あまり品のない投稿が多くなってしまったりすること。大切な広告手段としてどんな風な見せ方をしていきたいか、「見られ方」と意識して活用するようにしましょう。
ショップカードやメニュー表の作成
ご来店のお客様に持ち帰っていただけるツールづくり、そして店内でお見せする価格表も準備が必要です。
時季ごとに変わるPOPなども用意しておくことで、視覚から情報を入れていただくことができるので効率が良くなりますよ。
地域へのご挨拶まわり
オープン前に、ぜひ近隣の方へのご挨拶をしておきましょう。
ご紹介につながったり、来店いただけることもあります。ご挨拶の時にも名刺やショップカードを持参することで、カードをお店においてもらえることもあります。
ご近所に味方が多ければ多いほど心強いもの。コミュニティーは大切にしたいですね。
費用があるなら折り込み広告
新聞は年齢層の高い方もご覧になるので、ターゲットの年齢層が高いエステティックサロンでしたら折り込み広告はかなり良いと思います。
ただ、レイアウトも重要でセンスが問われます。都市部の場合費用もかなりかかるので、初期費用が潤沢でインパクトある広告が作れると自信がある方は是非。
ホットペッパー、タウン誌への出稿
基本的に折り込み広告ほど費用がかからないのがホットペッパーやネット上のホットペッパービューティー、そしてぱどや地域新聞などタウン誌への出稿です。ホットペッパービューティーはシステムがかなり便利です。ただ地域によって反響数にばらつきが生まれるので出店する地域に合っているかどうか研究の上、導入するかどうか検討した方が良いです。
重要なのは、いずれの広告も継続して出すことで反響が出やすくなるということ。残念ながら一回出稿して何十件も予約が入る時代は終わってしまいました。「前から何度も見かけて気になってた」というお客様が多くなっていますので、一度に大きな広告を出すのではなく継続して出稿できる範囲のものを検討するようにしましょう。
クレジットカード会社や電子マネーの導入
クレジットカードや電子マネーは絶対に導入したいところ。役務に関しては都度はOKですが、基本的にコース契約には利用できないところが多いので注意しましょう。
LINEPayやPayPayなど、電子マネー決裁のできるところも増えてきましたので、そういったものも取り入れておきたいですね。
まとめ
開店準備で忘れがちなものをまとめてみました。
物に関してはオープンしてから揃えれば間に合うことも多いですが、ご挨拶や広告戦略はオープン前に練っておきたいもの。初速がつけられるよう、しっかり検討していきましょう!