【実録】エステティシャンの一日【時系列のまとめ】

エステティシャンになりたい人、既にエステティシャンになっている人など、様々な理由でエステティシャンに興味を持っている方のために、今回は実際の出勤日のルーティンを紹介したいと思います。

勤務開始から終了まで

9:20　出勤

勉強会のある日は9時からなので、もっと早いです。
制服に着替え、髪型を整えてからタイムカードを切り、10時の出勤時間まで少し時間に余裕ができるので予約表の確認をしたりします。
私は若干空いている時間の電車に乗るために少し早めに到着していますが、10時までに身だしなみが整いタイムカードを切れれば問題ないので10分前到着のスタッフもいます。

10:00　勤務開始

固定電話の留守電をオフにし、まずは30分間掃除をします。
床のモップ掛け、雑巾がけ、窓ふき、お手洗い、施術ルームの準備、洗濯・タオル畳み、レジ準備などが日替わりで分担されているのでそれををやります。
エアコンはテナントの業者さんが定期的に来るのでお任せです。

10:30　朝礼

挨拶、予約表の確認、お客様情報の確認、月間目標の共有や進捗チェック、スタッフごとに本日の行動予定の報告、共有事項の確認、曜日によって施術や商材のトーク発表が入ります。
朝礼時間はだいたい10分～15分ほどです。

10:45　お客様を迎える準備

早めに来られるお客様もいらっしゃるので、15分前にはお客様をお迎えできる状態を整えます。
来店まではカルテをチェックしたり、銀行入金に行ったり事務作業をします。

11:00　営業開始

お客様が来店された場合は接客に入ります。
着替えや前後の対応含めて60分の施術の場合は80～90分、90分の施術の場合は110分～120分ほどの対応時間を見ています。
一日の対応人数は日によってばらつきがありますが2～5名です。
予約のない時間は他のスタッフのサポートに入ったり事務作業をします。

14:00　昼食

予約優先なのできっちり1時間取れない日は施術の合間のパック中に一口だけ…という日もあります。外に食べに行ける日は基本的にないのでお弁当を持ってきたりコンビニに買いに行ったりします。
当日の予約状況で休憩時間を決めるので、一人で食べる日も他のスタッフと休憩が重なる日もあります。どうしても買いに行きたいものがあったり、外に出たいという時は事前に伝えて予約を避けてもらうことも。個人差があると思いますが私は早めに食べてしまうと後半バテてしまうタイプなので、昼食はなるべく遅くするようにしています。

15:00　勤務再開

接客対応する場合は上記の通りですが、予約がない場合はこんなことをやっています。

月によって割り振られる業務もあるので、予約の合間を縫って今日はこれをやるぞ！というのを決めて効率的にできるように心がけています。
そうこうしているとあっという間に時間が過ぎていきます…！

19:00　締め作業

19時を過ぎたら徐々に締め作業に移ります。売上集計がずれると理由がわかるまで帰れないので、計算は早めにスタートしています。
看板をしまったり、使用していない施術ルームを片づけたり、洗濯機の予約をしておいたり、翌日の予約のカルテ準備などできることからはじめます。

20:00　営業終了

お客様が滞在している場合、役務の消化のみで製品購入がなければ早めに、購入予定がある場合はお見送り後に最終の売上集計をします。
日によりますが、基本的にお客様が帰られてから10～15分ほどで締め作業が終わり終礼に移ります。
終礼では当日の売上報告や翌日の予約状況、スタッフの当日の行動報告、共有事項の確認を行い、終礼後タイムカードを切って着替えます。

20:20　退店

基本的には20:20～20:30にサロンを出ることが多いです。かなりスムーズだと20:15、長引くと21:00を過ぎることもあります。
そのまま帰ることもあれば、スタッフでご飯に行くこともあります。出勤時間が一般企業と比べると遅めなので夜はゆっくりめに過ごせます。

まとめ

エステティシャンは施術や接客以外にも求められる業務が多岐にわたる場合が多いです。一般的なエステサロンであれば業務のバリエーションの多さに驚くかもしれません。
また、施術に集中したい、カウンセリングだけをやっていたい…という場合は大手サロンがお薦め。清掃含め分業されているサロンも多く、１つのスキルを極めやすいと思います。
私が初めて勤務したエステサロンは正社員はフルタイム勤務で早番や遅番がなく、拘束時間としては長めですがその分休日が多めに取れる職場でした。
サロンによって雇用規定は様々なので、自分のスタイルに合う職場を見つけてみてくださいね。